2018年3月4日日曜日

大体の学習方法について(筆記)

たいてい、国家資格試験となりますと、
予備校、通信講座、学習テキスト、過去問集、要点整理集、予想問題集、模擬試験、等々
資格試験ビジネス各社が提供していたりするのですが、
この海事代理士にいたっては非常に限られた教材しか用意されていません。
出願者数が500人にも満たないとなりますと、
ビジネスとしては成立しづらいためと思われます。

そして出版されている教材はというと、
『海事代理士合格マニュアル』成山堂書店
『海事代理士必修テキスト』特定非営利活動法人ReaL
を利用した受験者が多いのではないでしょうか、

というより選択の余地もないでしょう。

『海事代理士合格マニュアル』のほうはそのタイトルの通りマニュアルであって学習テキストではありません。
掲載内容の大半は国土交通省のHPから無料でダウンロードできる過去問です。解説はありません。
それに読者の合格体験記が追加されている、といった感じです。
『海事代理士必修テキスト』のほうは拝読しておりませんので、内容はわかりません。
いずれにしても当方はこのどちらも使わずに独学で勉強しました。
実は『海事代理士合格マニュアル』の版落ちを古本で手に入れたのですが、用無しでした。
『海事六法』海文堂出版 や 『概説 海事法規』成山堂書店 のような参考書の類も不要です。

結局、行き着いたのは、この試験において最強の教材は過去問という結論です。
過去問を繰り返すのは資格試験の王道ですね。
先述のとおり国土交通省のHPからタダで手に入ります。
この過去問学習のサポートとなるであろう、
私が作成した(補助)教材を科目別に紹介していく予定です。